その背中を見てたくて

彼らがいて、わたしがいる

キャラメルボイスの彼


どこだっていいぜ君となら


先日、こんなものを見つけました。
重岡大毅ソロパート大賞。
統計厨なので早速回答しようと開くのですが、やっぱりやるからには正面から向き合いたいと思い、該当パートを聞き直したんです。
あまりに衝撃的で書き留めておきたくてここに来ました。
(何かの拍子にここに来てしまった方、日本語が乏しく頭の弱い名もなきおたくの独り言ですので悪しからず、です。気分を悪くされたらすみません。)


白状すると、冒頭に載せた無鉄砲ボーイのパートに胸を掴まれるまでは、重岡さんの歌を深く聞き込んだことがなく、喋り声と対照的で甘くて柔らかいという漠然とした印象しかありませんでした。


甘い声にも色々な種類があるんですね。
重岡さんの場合、ベタベタしてなくてサラッとした柔らかさであることは一貫していますが、温度・湿度・彩度・明度・強度が曲によって全然違っていて。


例えばきみメロの大サビ。
優しくて、湿っぽくて、切ないのに力強くて。
キーが高くて出しにくいことも相まって胸が締め付けられるくらい苦しそうなのに、今ならありのまま伝えたい、そんな、決意からくる強さも感じます。
(歌番組やライブ音源は表情もつくから尚更ずるいよね。)


アンリミの歌い出し。
キラッキラしてるの。キラッキラ。
派手な照明のようなきらめきではなく、朝露に濡れた若葉が日の光を浴びて輝いているような煌めき感。これからやってくる未来が楽しみで仕方ないような、ワクワクが溢れ出てる感じ。
寝起きにこれ聴くと1日頑張れます。


粉もん。
メンバーと比較すると1番ちょけずに譜面通りに歌ってる(当然譜面を見たことはありませんが)。ゆるーく力まず、でも楽しそうに歌ってる感じがクラスの人気者グループのリーダー格で、仲間がふざけてるのを「何してんねん」って笑いながら小突いてる感じと似ている(気がする。あー男子高生うえすとくんのハイカースト感たまらん)。


その先への歌い出し。
月明かりが差し込む窓際のベッドに影を落とすシルクのカーテンに似た感覚。静かで乾いていて、でも全てを優しく包み込んでくれる。
その先へに限らずバラード系はわりと共通して言えるかもしれないけれど。


SAKURA〜旅立ちのうた〜
歌詞につられているのかもしれないけれど、本当に歌声が春色なの。
薄ピンクと、淡い黄緑色と、それから黄色。穏やかでポカポカしていて、心地よい。重岡くんのこの歌聴きながら春の川原で日向ぼっこしたい。


色が見える繋がりで言うと覚悟しろよsummerの1番Aメロも。
忙しいリズム急かす雑踏を通り抜け しか歌ってないのに、夏の匂いがしてくる。"通り抜け"の底抜けに爽やかで明るい歌声が、わたしの脳内をひまわり畑へと誘ってくる。


いやーいい加減書きすぎか。
あーでもこれも言わせて。
基本的に甘くてあったかくて柔らかい重岡さんの歌声ですが、キャンストに始まる狂愛三部作やちょえくでは絶対零度なんだよなあ〜〜。
甘いのに冷たいの。聴いてはいけないものを聴いてる気分。ゾクゾクする。(特にちょえくの冗談でしょが好き。嘲笑われてる感じが鳥肌不可避)



重岡さんって、バラードとか代表曲の大事な部分を任されることが多いじゃないですか。歌い出し、歌い終わり、大サビなどなど。

正直ね、今まで、センターでエースだからだと思っていました。
本当にごめんなさい。

ジャニーズWESTさんはみんな歌えるし、テクニック面で言えばきりはまかみの3人が頭一つ抜けている印象ですが、重岡さんの表現力の凄まじさよ。。。


彼にしか表現できない、否、彼だからこそ表現できる歌だから彼が歌うんですね。



キミはキミのために生きるんだ
ボクはキミの陽だまりになる